星座の相性——あの相性表は何を測っているのか
星座の相性表が正確に測っているものが一つだけあります。二人ではなく、二つの星座の始まりのあいだの角度です。黄道は30°ずつ十二に区切られていますから、どの二つの星座も 0°、30°、60°、90°、120°、150°、180° のいずれかだけ離れています。相性の良し悪しは、この七つの数から出てきます。本物の構造ですが、それは円を十二に割った算術の構造です。
距離は七通りしかありません
牡羊座を0として番号を振ると、二つの隔たりは30°に歩数を掛けた値になり、短いほうを数えれば七通りです。伝統は五つに名を与え——合、セクスタイル、スクエア、トライン、オポジション——残る30°と150°をアバージョン、互いを見ない位置と呼びました。
同じ数え方から三つの性質が出ます。三区分は三歩ごと、陽陰は一歩ごと、四元素は四歩ごとに巡ります。偶数の距離は陽陰が揃う「見える」位置、90°は区分だけを共有する硬い相、30°と150°は何も共有しません。
火と風、地と水——同じ規則の言い換え
元素の相性は、たいてい別の教えとして習います。火と風は互いを養い、地と水は互いを形づくる、と(四つのエレメントと三つの区分そのものは〈12星座の性格〉に)。角度に重ねると、別の教えではありません。
同じ元素は四歩、120°。補い合う元素は二歩か六歩、60°と180°。残る組み合わせはすべて一歩・三歩・五歩に落ちます。表がなめらかなのはそのためで、観察が積み上がっているのではありません。二つの整数の差の偶奇が描かれているだけです。
表が捨てているもの
星座単位の相性は、位置をその30°の枠の先頭に丸めます。最良とされるトラインでも、一方の太陽が牡羊座のどこか、他方が獅子座のどこかにあれば、実際の隔たりは90°から150°のあいだ。度数で測ればスクエアでありうるのに、表はトラインと呼びます。
時刻も捨てられています。太陽星座は日付の関数ですから、二つを比べるのは、およそ一か月の分解能で誕生日を比べ、あらゆる二人組に144のうちの一つを返すことです。月と上昇点ははるかに速く動きます(三つの速さの違いは〈太陽星座・月星座・アセンダント〉に)。
シナストリーに要るもの
伝統がいうシナストリーは、二つの完全な出生図を比べます。互いの月、愛情と欲求の古典的な指し手である金星と火星、一方の天体が他方のどのハウスに落ちるか、そして二つの図のあいだの、度数で測った相。
本サイトが計算するのは、一つの出生についての太陽・月・上昇点の三点だけです(範囲は〈算出方法〉に)。シナストリーは出せず、相性の点数も出さず、売ってもいません。二人ぶんを並べて読むことはできますが、それは何かを測っているのではなく、二つの記述が隣り合っているだけです。
相性の話が向いていること
相性の話が残っているのは、切り出しにくい会話に語彙を与えるからです。「人と会ったあとは一人になりたい」と切り出すより、「あなたの月は双子座で、私の月は乙女座だ」のほうが易しく、続く会話に見合うくらいには的を射ています。
価値はそこにあり、裁定にはありません。あとから読めば、90°は直角に立つ二つのものの描写です。先に読めば、まだ会っていない人をあらかじめ閉ざします。伝統が差し出すのは考えるための像であって、宣告ではありません。